令和3年1月 しんそう療方大阪研修会

令和3年を迎え、改めまして今年もよろしくお願いします。

令和3年1月23日(土)、24日(日)に大阪コロナホテルでしんそう大阪研修会が開催されました。新年を迎え気持ちを新たに研修生の先生方が顔を揃えました。

 

【土曜研修】

昨年に続いてコロナが猛威をふるっていますが、とにかく安全を最優先し最新の注意を払い、対策を徹底した中で行われた1月研修会。

元気にしんそうを学ばれる先生方を見ると、心も前向きになり、とても励みになりますね。

 

 

藤原先生の講義

しんそうを学ぶ上での心構えや意識の持ち方についてお話してくださいました。

基本的に重要なことや、一定の年数が経った時に意識すべきことなど、しんそうを長年に渡り研鑽を積んでこられた先生の貴重なお話しでした。

研究科の先生はこれからどういった事を意識し課題を持つべきか、とても参考になりましたね。

 

 

今年最初に学ぶ技法は、手を挙上させて全身の調整をおこなう技法です。

理事の松本先生による模範実技。注意点やアドバイスなど細かなご指導をしながら、お手本を見せて下さいます。

一見ダイナミックで豪快に見える今月の技法。実際はとても繊細でかなり難しい技法。

しんそうの技法はどれも繊細で難しい。だからたくさん練習が必要なんですね。

理事の先生方から貴重なアドバイスを頂きながらの練習。本当に有難いです。

先生方のように恰好よく技を使いこなす事ができるように練習あるのみですね。

 

最後に総括をしていただいて、土曜研修が無事に終える事が出来ました。

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

【日曜研修】

しんそう訓は基礎科生の近藤さん。「研修会に参加して10か月。毎回驚きと感動と、身体が変化する不思議を実感する。今日もしっかり学びたい。」と意気込みを話してくれました。

 

症例発表はしんそう 住之江粉浜院の私、京極がさせて頂きました。

X脚の患者さんの症例を発表しました。50代女性、主訴は首の痛みと肩こり。

静的検査や自動検査でも足にかなり特徴のある方ですが、自覚症状では足ではなく首と肩に痛みを感じるという患者さん。

施術前後の比較画像を見ながら、手足の左右差が揃ってくる事で症状が緩和された患者さんの感想と、この後の解剖学講義に精通する内容で発表しました。

 

解剖学講義

解剖学のお話しは、しんそう 八尾志紀院 泉先生。

今月は骨盤の構造と下肢の機能、神経ネットワークについて講義してくれました。

身体が起こす注意すべき反応や、この後に学ぶ技法との関連性をとても分かりやすくお話ししてくれました。

基礎科生から研究科性まで、しんそうを行う上でとても参考になりましたね。

 

 

松本先生の講義

泉先生の解剖学講義を振り返り、身体の反応としんそうの検査との関連性や左右差を診ることの重要性を講義して下さいました。また、実際の患者さんの例を交え、症状と身体に現れる反応や病態の形についてお話しして下さいました。

基礎科生の方も今後しんそうを学ぶ上でとても参考になる内容でしたね。開院されている先生も患者さんに動きや形の変化を説明する上で実践的な内容も聞く事が出来て参考になりましたね。

 

 

今月の日曜研修は、下肢から全身の調整を行う技法を学びました。

 

研究科生の実技を見た後、各班に別れ練習に励みます。

基礎科生は先ず理事の松本先生から技を行う際の注意点などアドバイスを頂きます。

各班に分かれて、何度も繰り返し練習に励みます。

初めてこの技法を学ぶ基礎科生もみんなで意見を交換し合いながら、一生懸命に練習に励みます。

研究科生もそれぞれに課題を持って技術の向上に努めます。

令和3年最初の研修会。楽しく、厳しく、基礎科生から研究科生までとても学びの多い、活気溢れる研修会となりました。

研修生の皆さん、来月まで体調管理に気をつけ、どうか無事に過ごして下さい。また2月の研修会も笑顔で顔を揃え、しんそうをたくさん学びましょう。

 

今月もありがとうございました。

 

次回2月の大阪研修会は27日(土) ,28日(日)の予定です。

 

研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂会

電話(06)6195-6884まで

お問い合わせください。

 

平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は

https://shinso-osaka@jimdo.com

 

https://shinsotherapy-osaka@jimdo.com

で検索してください。