令和2年7月 しんそう療方大阪研修会

コロナ禍の影響で今月も開催が危ぶまれましたが、前回にも増して除菌体制を強化し、入室前の検温、手洗いうがい、アルコールによる除菌や換気、適性距離の確保等、対策を徹底した上で、令和2年7月25日(土)、26日(日)にしんそう療方大阪研修会が開催されました。

この日も以前と同じように、集まった先生の近況や嬉しい出来事を共有しました。

こういった状況下でも、それぞれに頑張っている話しを聞くととても良い刺激になりますね。

 

【土曜研修】

しんそう訓は研究科の辰巳先生。「仕事がオンラインで行われたり、身の回りでも状況がすごく変化している。余裕をもって周りを見ると、マスクでもおしゃれになってきたり、こういう状況でも物は常に進化していくんだなぁということを感じる」と父の日にもらった藍染のマスクを例に話してくれました。

かっこいいマスク、すごく似合ってましたね。

 

 

水野先生の講義

しんそうを行なう上でとても大切なしんそう式ゆがみの検査法。その検査についてお話しして下さいました。

また、心のお話しで、思想や価値観、学びについても貴重なお話しをして下さいました。

 

 

 

今月は手を軽く挙上して全身を調整する技法を学びました。

研究科の先生による模範実技の後、各班に分かれ練習に励みます。

それぞれ課題を持ちながら、理事の先生方から貴重なアドバイスを頂きながら、みんな熱心に練習に取り組んでいました。

 

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【日曜研修】

日曜研修は基礎科の八木さんのお話しから。「コロナ過の中、しんそうの練習が怠り気味で、一人で悩むことが多く研修会で学べることがとても有難い。ずっと研修会に参加して学び続けていきたい。」と意気込みを話してくれました。

 

 

症例発表は しんそう 京都西陣院の平野 佑先生。

一人目の症例は70代の女性。肩の痛みとぎっくり腰で長年悩まれていた方が3か月定期的に施術をしたところ、痛み等の症状がかなり改善して驚かれたという症例。

二人目は80代女性の歩行障害の患者さん。

身体の痛みの症状もきつく伏臥位になれず、基礎科で学んだ技法を一つだけ施したという症例。

施術前後の歩行姿を動画で発表してくれましたが、術後は歩行の姿勢がとても綺麗になっていました。

改めて、しんそうの凄さを感じた!と発表してくれましたが、この場にいた研修生も皆おなじ気持ちになっていたと思います。

「もっと多くの人に沢山しんそうを受けてもらえるような環境を作っていきたい」と、今後の目標を語ってくれました。素晴らしい発表、ありがとうございました。

 

 

解剖学講座は しんそう 八尾志紀院の泉先生

前回に続き、反射運動と刺激についてとても分かりやすく、詳しく解説してくれました。

 

 

藤原先生の講義

しんそう療方の治療目的と概念について、基礎科生にも分かりやすくお話しして下さいました。

順番、格好、形の大切さはベテランになるほど気をつけなければいけないことを気づかせて頂きました。

 

 

今月の日曜研修は、殿部から調整を行なう技法を学びました。

まず研究科の先生による模範実技を見て学びます。

各科各班に分かれ、頂いたアドバイスを仲間と確認しながら練習に打ち込みます。

理事の先生方から、自分の悪い癖や新たな学びなどを気づかせて頂きます。

基本に戻ることが出来て、新たな学びに繋げていける研修会の場は本当に有り難いですね。

初めてこの技法を学ぶ基礎科生も丁寧なご指導を頂きながら、とても熱心に学んでいました。

 

最後に理事の先生方から全体の総括をして頂き、7月の研修会も無事に終えることが出来ました。

しんそうを学ぶ者にとって、とても貴重な研修会。来月もまた、みんな笑顔で参加できる事を切に願います。引き続き、自己管理には気をつけていきましょう。

 

今月もありがとうございました。

 

次回8月の大阪研修会は22日(土) ,23日(日)の予定です。

 

研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂会

電話(06)6195-6884まで

お問い合わせください。

 

平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は

https://shinso-osaka@jimdo.com

 

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